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夏の薩摩
七月半ばに梅雨明けしたと同時に1週間ほど日照りが続き、
空も夏特有の入道雲がモクモクと湧いています。
そうこうしているうちにもうお盆を迎えようとしています。
田舎の宿命と申しますか、今年も初盆のお参りで忙しそうです。
今朝、まだ7時だというのに我家の庭でクマゼミがないておりました。
ここ数日、1日中鳴いております。
ガーガーシャーシャー聞こえてくる声で、鼓膜が割れて聞こえる位大きな声で
鳴かれると、エアコンを入れているにも拘らず、何かとても暑く感じます。
部屋の中にいたら暑そうでとても外に出る気がしません。
しかし近くで聞くと本当にすごいですよ。
テレビではよくミンミンゼミの鳴き声が流れますが、私は子供のころから
指宿ではミンミンゼミの声を直接聞いた記憶がなく、学生時代京都で
ミンミンゼミの鳴き声を聞いて、なぜか感動したことがあります。
ミンミンゼミや、アブラゼミなどの鳴き声も暑さを増幅するものですね。
しかし夕暮れのヒグラシの声はなぜか涼感を感じます。
近所の公園の蝉は手が届く高さにいるために、素手で捕まえようと思えば
捕まえられます。
捕まえようとしたら娘から
『何年も地面の中で暮らし、地上に出ても何日も生きられないのに
かわいそうなことをするな』
とたしなめられましたが、その通りかもしれません。
お盆の法要や法事などでお坊さんが、食事の前の『頂きます』は
食材の『ほかの命を頂きます』という感謝の言葉であると言われますが、
全くその通りだと気付かされます。
鰹も毎日毎日処理しておりますと、冷凍の魚くらいにしか思いません。
鰹節にはあまり有難くない脂肪のある原料などは、同じ命にも拘らず、
いつの間にかぞんざいな扱いをしていている自分があります。
鰹節も当然命の産物であるということに気付かされます。
私が鰹でしたら多分ぞんざいに扱われていたことでしょう。
お盆は、終戦記念日と重なり命の大切さを考えさせられる時期でもあります。
しかし私のことです。盆を過ぎればまた『脂が多いや魚質が悪いや』
不平不満を言うことでしょうが、せめてお盆の間でも命について
真面目に考えてみようかと思います。
国澤 浩
薩摩桃便り・続編
桃の花が咲いたのはついこの前のようでしたが、
今はこんなになりました。
大きくなった実はもう色づき始めています。
虫に食われるのが先か、私に食われるのが先か、あと1週間が虫との勝負です。
今年は、人工授粉したために実を着けました。
摘果したために比較的大きな実となりました。
朝晩眺めていますがここ1週間ほどで随分大きくなりました。
この桃は、指宿にあるナフコ(ホームセンター)1株850円で買ってきた桃です。
柿もそのくらいで買ってきました。その他すもも・さくらんぼ・ブルーベリーなどもう植える場所もありません。
桃やその他の木の下に行くと後で蕁麻疹が出ます。よく見ると毛虫などがいます。
農薬は使わないために虫だらけです。
ブルーベリーは私に食べられて残り少なくなりました。
家には食べられる植物しか植えない食い意地の張った私です。
実りとは本当にうれしいものです。
かつおぶしも実りのひとつです。
国澤 浩
ラバウル紀行
いつも遠洋漁業の現状を、リアルかつ分かり易く伝えて下さっている
音代漁業の山本氏より、先日ご出張されたラバウルの港の様子の写真が届きました。
南国の美しい自然に溢れた景色をお楽しみ下さい。
ラバウル港を代表する風景(タブルブル火山)の噴煙
左側が港内入口:鏡の如く澄み切ったラバウル港内
(写真手前の海面には小粒『軽石』が浮かび漂っている・・・)
台湾船(青色)が冷凍運搬船(朱色)に漁獲物転載作業風景
朝、岸壁から港内の冷凍運搬船に向かう通船から・・・
冷凍運搬船の停泊・・・右側の漁船(青色)が漁獲物満載で入港してきた様子・・・
漁船から運搬船に満載状態・・・(運搬船でタイへ輸出される鰹)
運搬船へのかつお積み付け作業・・・
地元漁師のカヌー
物売りカヌー
ポートモレスビー(PNG)のホテル庭のハイビスカス
ポートモレスビー空港の国内線待合室の壁画
壁一面に、旧来の国民の生活様式が物語風に描かれている・・・
旧日本軍の大砲残骸(ラバウルホテルの前庭)
1994年に噴火の火山灰で埋没した道路端の広場で・・・
木陰で憩う住民(ラバウル空港前広場
赤道直下の炎天下の町の昼間の通りは人影も少なく、大体は木陰にて昼寝したり、
手持ち無沙汰にたむろしている人々の情景が南国の特色です。
山本 拓洋

